【廉価ブランド】ソニーが手放した「aiwa」 再生目指す地方企業 なぜ今アイワなのか
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かつて、ソニーの廉価ブランドだった「aiwa(アイワ)」の名を覚えている人もいるだろう。比較的手ごろな価格のラジカセやテレビなどが人気を博したが、世の中のIT化の波に押され、2008年に商品の製造を終了した。しかし、ソニーのラジオなどの受託生産を手掛ける秋田県の中小企業「十和田オーディオ」が、17年にソニーから「アイワ」の商標使用権を取得、新会社・アイワ(本社・東京)を設立し、ブランドの「再生」に向けて動き出した。