【話題】コーセーに続き資生堂が37年ぶりに国内工場を新設 初の輸出入の逆転や中国製ブランドの伸び悩みなどで
国内での工場新設は実に37年ぶりとなる。資生堂は、栃木県で中価格帯スキンケア製品などを扱う新工場を2019年度中に稼働させる。さらに、翌2020年度までには大阪工場を大阪市から茨木市に移転し、生産能力を増強する。総投資額は最大で約950億円に達する見通しだ。■化粧品の輸出額と輸入額が逆転
国内での工場新設には巨額の資金が必要となるほか、製造面において人件費などのコスト高も懸念される。