【滋賀】名神5人死傷「スマホ操作で前見ず」 大津地裁で初公判
滋賀県多賀町の名神高速で昨年11月、大型トラックが車列に追突し5人が死傷した事故で、過失運転致死傷罪に問われた新潟県見附市、トラック運転手の男(50)の初公判が25日に大津地裁(今井輝幸裁判官)であった。男は、スマートフォンを操作していて前方不注意で衝突したとする起訴内容を認めた。起訴状や検察の冒頭陳述によると、男は昨年11月21日午前10時55分ごろ、運転中にスマホのアプリで目的地までの経路や時間などを確認したり、落としたスマホを拾うなどして前方や左右の注視を怠ったまま時速約80キロで走行。