【裁判】校長が教頭にパワハラで賠償命令…「仕事遅い」「こんな教頭いない」大声で叱責 那覇地裁
那覇市立中の教頭だった女性(60)が、校長からパワハラを受け、退職を余儀なくされたとして、市に約4750万円の損害賠償を求めた訴訟の判決で、那覇地裁は30日、約620万円の支払いを命じた。判決で森鍵一裁判長は、校長が女性を廊下でしかった後、校長室に呼び「仕事が遅い」「こんな教頭はいない」と繰り返し大声でしっ責したとし「適切に監督すべき立場にあるのに、地位や権限を利用して行き過ぎた言動をした」と認定。