【国会】予算委審議 緊張感欠く 自民時間余り… 閣僚は談笑
二〇一七年度補正予算案を巡る衆参両院の四日間の論戦が終わった。昨年十月の衆院選後、初の予算案審議。衆院では与党の求めで慣例より与党の質問時間が増えた。論戦への注目が集まる中、自民党議員が割当時間を余らせたり、閣僚が私語を交わしたりと、緊張感を欠く場面が目立った。初日の一月二十九日の衆院予算委。最初に質問に立った自民の福井照氏は冒頭で、沖縄で相次ぐ米軍機事故を巡って代表質問時に内閣府副大臣(当時)が不適切なやじをしたことに触れながら、安倍晋三首相の見解はたださなかった。