【長野】労基署に虚偽報告で書類送検 立ち入り調査後、2枚のタイムカードを使って嘘の報告
小諸労働基準監督署は、小諸市内の工場で働く従業員の労働時間を実際よりも短くみせかけてうその報告をしたなどとして、労働基準法違反の疑いで、大阪市の機器・部品メーカーを書類送検しました。書類送検されたのは大阪市に本社がある「みすず精工」と、この会社の68歳と63歳の取締役の男性2人です。小諸労働基準監督署によりますと、去年8月、みすず精工の小諸市にある工場に立ち入り調査をした際行政指導を行って、ことし9月から11月までの3か月間の従業員の労働時間を適切に把握し、報告するよう求めていたということです。