【地球温暖化】21世紀末の日本の平均気温、5・4度上昇
環境省などは16日、地球温暖化による気候変動がもたらす国内の影響についてまとめた報告書を公表した。21世紀末の日本の平均気温は20世紀末と比べて最大5・4度上昇。地域によっては熱中症による搬送者数が倍増し、農業や漁業にも様々な影響が出ると予測している。報告書の策定は、2013年以来5年ぶり。国連の気候変動に関する政府間パネル(IPCC)が科学的知見をまとめた第5次評価報告書(13~14年に公表)を基に、国立環境研究所などが行った研究結果をまとめた。