【東京高裁】家庭訪問で犬にかまれたのは「公務災害」 甲府市立小学校の教諭(57) 逆転勝訴
児童宅を家庭訪問し、犬にかまれてけがをした甲府市立小学校の教諭、深沢佳人さん(57)が、公務災害と認めるよう求めた訴訟の控訴審で、東京高裁(斉木敏文裁判長)は28日、請求を棄却した一審甲府地裁判決を取り消し、公務災害に当たるとする逆転勝訴の判決を言い渡した。二審判決によると、深沢さんは2012年8月26日、勤務していた小学校の学区内であった防災訓練に参加する途中で、担任するクラスの児童宅を訪問した際、飼い犬にかまれて約2週間のけがをした。