【Globally Important Agricultural Heritage Systems】世界農業遺産に2地域が認定 静岡、徳島の伝統農法
国連食糧農業機関(FAO)は9日、静岡県の伝統的なワサビ栽培と、徳島県西部の山間地で継承されている急傾斜地農耕を世界農業遺産に認定したことを明らかにした。ローマの本部で8日から開催していた専門家会合で決まった。これで日本の世界農業遺産は11地域となり、中四国では初の認定。申請した農林水産省は、伝統農法の振興や農産物のブランド化につながると期待している。