【裁判】非正規、待遇格差判決 「正社員と同等だと胸に響いた」 従業員40万人の巨大企業「日本郵便」
従業員約40万人の巨大企業「日本郵便」。その半数近くを占める非正規労働者の待遇を巡り、正社員との格差を縮める司法判断が大阪、東京両地裁で相次いだ。不合理な待遇差の解消を目指す「同一労働同一賃金」に向けた一歩となるのだろうか。◆「手当同額に」
「正社員と同等なんだと胸に響いた」「ほかの企業に与える影響も大きい」日本郵便の契約社員ら8人が正社員との待遇差の是正を求めた訴訟で、大阪地裁は2月、請求の一部を認める判決を言い渡した。