【から揚げそば】「裸の大将」も働いた 千葉・我孫子駅の弥生軒90周年
JR我孫子駅(千葉県我孫子市)の構内にある立ち食いそばの「弥生軒」が4月で創業90年を迎える。名物は丼に納まりきらないほどの特大から揚げで、行列が絶えない。前身の駅弁店で「裸の大将」と親しまれた画家・山下清が戦時中に働いていたことも、老舗の売りになっている。創業は1928年4月。植崎和基社長(58)によると、東京への通勤・通学客が多くなるにつれて、67年から始めた立ち食いそばが主力商品となり、83年ごろに駅弁販売をやめた。