【和歌山県警】高齢万引き、検挙後にケア 背景に孤立や貧困も 万引きの5割以上が65歳以上、5割弱は1人暮らし
県警、再犯防止へ巡回や助言
和歌山県警は今月、県や市町村と協力し、万引きで検挙された高齢者に対し、行政機関の窓口を紹介したり、警察官が自宅を訪ねたりする見守り活動を始めた。高齢者による万引きの背景に孤立や貧困があるとみて、地域や行政との関わりを持たせることで再犯防止を目指す。【石川裕士】■孤立対策、市町と協力
県警によると、昨年刑法犯で検挙された1941人のうち、65歳以上は503人。