【シリア】東グータ地区 反政府勢力撤退で政権側と改めて合意
4月9日 6時56分
内戦が続くシリアの東グータ地区で戦闘が再燃し、反政府勢力は、アサド政権が化学兵器を使ったと非難しましたが、政権側はこれを否定しています。一方、8日には、反政府勢力の戦闘員が北部へ撤退することなどで政権側と改めて合意に達し、実際に撤退が始まりました。シリアのアサド政権は、首都ダマスカス近郊にある反政府勢力の拠点、東グータ地区を9割以上制圧し、反政府勢力の「イスラム軍」がとどまる最後の地域に対し、6日から空爆を再開しました。