国内最古、2万7千年前の顔を復元…「彫りが深く、目鼻や口が中心に集まり、額が広い」 沖縄発見の人骨から復元
沖縄県立埋蔵文化財センター(西原町)は20日、全身骨格がほぼ残った国内最古の約2万7千年前とされる人骨の顔を最新技術で復元し、公開した。石垣島(石垣市)の「白保竿根田原洞穴遺跡」で見つかった旧石器時代の人骨で、同センターは「知ることのできる国内最古の顔」と説明している。復元作業に関わってきた土肥直美・元琉球大准教授(形質人類学)は同センターで取材に「(顔の特徴から)今の沖縄の人につながっている可能性がある」と話した。