【広島地裁】酒気帯び運転で懲戒免職になった福山市職員の男性、「故意や重過失は認められない」として市の処分を取り消し
◆酒気帯びで免職取り消し 故意認めず、広島地裁道交法違反(酒気帯び運転)の疑いで摘発され、懲戒免職となった広島県福山市の元職員の男性が、市に処分取り消しを求めた訴訟の判決で広島地裁(小西洋裁判長)は25日、「男性に故意や重過失は認められない」として処分を取り消した。小西裁判長は、男性が酒気帯び運転をしたことは認めたが、飲酒し11時間が経過していたことなどから「(男性が)アルコールが検出されない状態となるとの認識があったことは否定できない」と指摘。