【種子偽装】雪印種苗について齋藤農相「社会的信頼を損なう」
5月8日 12時24分
雪印メグミルクの子会社による牧草などの種の品種偽装の問題について、齋藤農林水産大臣は、種苗の流通に対する信頼を損なうものだとして、業界全体に対し再発防止の徹底を求める考えを示しました。この問題は、雪印メグミルクの子会社で札幌市に本社がある雪印種苗が、長年にわたって、牧草の種などを別の品種に偽装したりほかの品種を混ぜたりして販売し、組織的な隠蔽も行われていたもので、農林水産省が、再発防止策などについて報告するよう求める命令を出しています。