【日中防衛当局】衝突回避の連絡体制(ホットライン)開始へ 10年間の協議経て
2018年5月9日 / 11:49 / 6時間前更新
安倍晋三首相と中国の李克強首相は9日、日中の軍用機や艦艇の偶発的な衝突を避けるため、防衛当局間のホットラインを含めた連絡体制「海空連絡メカニズム」の運用を始めることで合意した。6月8日に開始する。中国軍が東シナ海で活動を強める中、自衛隊と人民解放軍の戦闘機が接近したり、中国軍艦が自衛隊の護衛艦に火器管制レーダーを照射するなどの事案が発生し、不足の事態が起きることが懸念されていた。