【佐賀】おととし4歳の息子に暴行を加えて死亡させた母親に猶予判決 裁判長「悪意なく、同情できる」
05月10日 19時18分
おととし、多久市で当時4歳の息子に暴行を加えて死亡させたとして、傷害致死の罪に問われた母親に対し、佐賀地方裁判所は「けがをさせようなどという悪意を持った行為ではない」として、執行猶予がついた判決を言い渡しました。福岡県筑前町の藤村早紀被告(32)は、おととし8月、多久市の住宅で、当時4歳だった息子の宮原陸碧くんの頭部を打ちつけるなどの暴行を加え、急性硬膜下血腫でおよそ3か月後に死亡させたとして、傷害致死の罪に問われています。