【旧優生保護法】幼少期に両睾丸を摘出手術した事を母に聞いた男性や、妊娠を親族に気付かれ説得されて中絶した夫婦が国を訴える
強制不妊巡り熊本の男性提訴 西日本初、国に賠償求める 実名公表は「自宅出る時に決めた」実名を公表し「国は真剣に取り合ってほしい」と訴えた原告の渡辺数美さん=28日午後、熊本市旧優生保護法(1948~96年)下で不妊手術を強制されたのは子孫を残す自己決定権などを定めた憲法に違反し、救済措置も怠ってきたとして、熊本県の渡辺数美さん(73)が28日、国に3300万円の損害賠償を求める訴訟を熊本地裁に起こした。