【北九州】「海水浴」離岸流に注意 競泳選手並みの速度で沖へ流れることも…7管警戒、事故5年間で30人
福岡県宗像市の鐘崎海水浴場で行われた離岸流の調査。海岸線に散布した黄緑色の海面着色剤が沖へと拡散していった=6月14日(第7管区海上保安本部提供)マリンレジャーの季節を迎え、第7管区海上保安本部(北九州)は、海岸から沖へと強い流れが起きる「離岸流」による遊泳中の事故に警戒を強めている。管内(九州北部、山口県西部)では、離岸流が原因とみられる海難事故者数が過去5年間(2013~17年)で30人に上り、うち5人が死亡しており、7管は注意を呼び掛けている。