【裁判】選抜高校野球賭博の被告「手伝っただけ」 佐賀地裁で初公判
今春の選抜高校野球を対象に賭博を開いたとして、賭博開帳図利罪に問われた被告(43)=佐賀市=の初公判が27日、佐賀地裁(吉井広幸裁判官)で開かれ、被告は「客集めや集金はしたが、頼まれて手伝っただけ」と起訴内容を一部否認、弁護士も「賭博開帳図利ほう助にとどまる」と争う姿勢を示した。冒頭陳述では、被告は知人らに電話や直接会うなどして選抜高校野球を対象とした賭博に勧誘、出場36校を8枠に分け、優勝校と準優勝校が所属する組を予想させて賭け金を集めたと述べた。