【社会】中指を突き立てて小競り合い、喧噪、在日コリアンに対する差別的な落書き…ヘイトの“主戦場化”に困惑する川崎市民 ★2
川崎市でヘイトスピーチ(憎悪表現)をめぐる対立が激化している。市はヘイトスピーチに反対する勢力と、「表現の自由」を訴える団体の主張がぶつかる“主戦場”となっており、街宣活動やデモでののしり合ったり、動員された大勢の警察官がバリケードを張ったりするなど、たびたび喧噪(けんそう)に包まれる。市内では一時、差別的な内容の落書きも相次ぐなど、市民はヘイトスピーチが招く混乱に不快感を募らせている。