【ふるさと納税】タワマン林立、人口増の川崎市が「ふるさと納税」でピンチ…税金流出全国ワースト、行政の苦悩
ふるさと納税で、都市部から地方へ税収が流出していると言われている。総務省がまとめた2018年度の市区町村別「流出額」順位では、横浜市(流出額103億円)、名古屋市(同60億円)、大阪市(同55億円)、川崎市(同42億円)、東京都世田谷区(同40億円)と上位にずらりと大都市が並んだ。特に、財政が健全で国から地方交付税をもらっていない東京23区や川崎市などの「不交付団体」に対しては、ふるさと納税で税収が減っても、のちの交付税による補てんがないため危機感は強い。