【五輪レガシー】2年後のサマータイム「不可能」 IT改修に4年3000億円★2
二〇二〇年東京五輪・パラリンピックの暑さ対策として政府が検討している「夏時間(サマータイム)」について、ITに詳しい学識者が二日、東京都内で検討集会を開いた。夏だけ時間を早めるためには、多くの時間と費用をかけて社会全体のITシステムを改修しなければならず、二年後の実施は難しいとの意見が相次いだ。 (吉田通夫)集会は、情報法やITを専門とする学者や企業関係者でつくる「情報法制研究所」が主催し、約百二十人が集まった。