【福島】県職員が難病医療費申請84件を放置、うち23件の書類紛失 76万円の支払いが遅滞
福島県は11日、南会津保健福祉事務所(南会津町)に勤務していた30代の女性職員が、平成28~29年度にかけ、指定難病患者の医療費助成の新規申請や療養費請求などを放置し、63人が申請した84件が処理されず、うち23件の療養費計約76万円の支払いが遅滞していたと発表した。今後、調査の上、処分を検討する。県によると、女性職員が担当していたのはパーキンソン病や潰瘍性大腸炎など国が指定する難病の医療費助成手続き。