【渡り鳥】JA「通年雇用を望む若者向けに日本全国にある産地の繁忙期を回れる"アルバイトリレー"サービス始めます」
農業従事者の高齢化と後継者不足が深刻化する中、各地のJAが協力し、繁忙期のずれを生かしてアルバイトを融通する新たな取り組みが注目されている。農家では収穫期の数カ月間、普段よりも多くの人手を必要とするが、短期雇用は若者に人気がなく、アルバイトの年齢構成が60~70代に偏っている地域も珍しくない。そこで通年雇用を望む若者らに繁忙期を迎えた地域をリレー方式で回ってもらおうという試みで、農家にとっても若い働き手を安定して確保できると好評だ。