【スルガ銀行】「数字ができないなら、ビルから飛び降りろ」「死んでみろ」 不正背景に「どう喝文化」…天然パーマも怒られる
金融庁から一部業務停止命令を受けたスルガ銀行で、不正融資が横行した背景には、組織内にはびこっていたパワハラがあった。「数字ができないなら、ビルから飛び降りろ」――。外部の専門家による第三者委員会が9月にまとめた報告書によると、業績の伸び悩んでいたある行員は、上司からこう叱責しっせきされた。営業部門では、現場責任者を務める管理職が行員に対し、会議や電話で日常的に暴言を繰り返し、行員からは「どう喝してもよいという文化がある」との指摘もあった。