【ノーベル平和賞】「名誉と責任感じる」ヤジディー教徒、ムラド氏会見 イスラム教徒から「悪魔崇拝」と異端視 5千人殺害、女子供誘拐
2018年ノーベル平和賞の受賞が決まった、イラクの人権活動家ナディア・ムラド氏(2016年12月13日撮影、資料写真)。(c)FREDERICK FLORIN / AFP
【ワシントン鈴木一生】イラクの宗教的少数派ヤジディー教徒で、過激派組織「イスラム国」(IS)による性暴力の被害体験を訴え今年のノーベル平和賞受賞が決まった女性活動家、ナディア・ムラド氏(25)は8日、米ワシントンで記者会見し、「虐殺や性暴力を終わらせるためには、国際社会のさらなる努力が必要だ」と述べた。