「弘道館」イベントに使わないで 商標を保有する佐賀藩主の子孫が佐賀県を提訴「史実と無関係のものが目立ち、社会に悪影響を及ぼす」
明治期に日本の近代化をリードした大隈(おおくま)重信や江藤新平らが学んだ佐賀藩(肥前(ひぜん)藩)の藩校「弘道(こうどう)館」の商標を保有する佐賀藩主の子孫の女性が10日、佐賀県に商標を無断で使用されたとして、県に使用差し止めなどを求める訴えを東京地裁に起こした。県が「弘道館2」の名称で行っているセミナーなどについて「史実と無関係なものが目立ち、社会に悪影響を及ぼす」としている。