【大阪】「邪馬台国」卑弥呼の後継者“台与”の西晋朝貢以降~「倭の五王」時代までの「空白の4世紀」に迫る特別展
「加耶」と呼ばれた朝鮮半島南部とのつながりをうかがわせる筒形銅器=大阪府河南町の府立近つ飛鳥博物館で
「謎」があると歴史は面白くなる。大阪府立近つ飛鳥博物館(河南町)で開催中の特別展「4世紀のヤマト王権と対外交渉-東アジア情勢と古墳の変化-」は、信頼できる文献が少なく「空白の4世紀」と呼ばれる謎多き時代に焦点を当て、わずかな文字史料や古墳の副葬品などから輪郭を浮き上がらせる試みだ。