【大阪】淀川沿いに集落跡 初期ヤマト王権の交通要所に30棟 洪水多い淀川沿いに「安定した居住実態があったとは」 高槻・上牧遺跡
大阪府高槻市の上牧(かんまき)遺跡で、古墳時代初頭(3世紀前半)に出現し、古墳時代後期(6世紀前半)まで継続した集落跡が見つかったと、大阪府文化財センターなどが24日発表した。淀川の中州だったとみられる場所で建物跡約30棟を確認。淀川沿いに同時代の集落跡が見つかるのは初めてといい、センターは「初期ヤマト王権の中心だった奈良盆地につながる交通の要所に集団が存在したことが明らかになった」としている。