【福島第1原発事故】東電・勝俣元会長「深くおわび」 被告人質問で謝罪 津波対策、認識焦点/東京地裁
東京電力福島第1原発事故で、業務上過失致死傷罪で強制起訴された旧経営陣3人の公判が30日、東京地裁(永渕健一裁判長)であった。元副社長武黒一郎被告(72)への被告人質問に続き、元会長勝俣恒久被告(78)に対する質問が行われ、元会長は「社長、会長を務めた者として深くおわび申し上げます」と謝罪した。東電最高責任者だった元会長が、津波の危険性や対策への認識などについて、どのような発言をするか注目される。