【兵庫】「明治の父」小栗上野介、再評価の機運 兵庫近代化に功績
妻道子の実家、林田藩ゆかりの三木家住宅(奥)を見学する顕彰会理事の村上泰賢・東善寺住職(右から2人目)ら=10月上旬、姫路市林田町中構
小栗上野介の顕彰慰霊碑=群馬県高崎市倉渕町(東善寺提供)
日本で初めて蒸気機関動力の「横須賀製鉄所」(後の横須賀造船所)建設を進め、近代化に注力した幕末の勘定奉行で、作家の司馬遼太郎が「明治の父」と称した小栗(おぐり)上野介忠順(こうずけのすけただまさ)(1827~68年)が、いま再評価されている。