【研究】PM2.5予測精度向上 ひまわり8号活用 九大など成功 気象庁は来年度からこの技術を導入予定
従来の方法(左)とひまわり8号のデータを組み込んだ方法(中)による24時間後の飛来予測データ。実際の観測データ(右)と比較すると、ひまわり8号の方法の方が29%精度が高かった九州大応用力学研究所の弓本桂也准教授(大気環境科学)と宇宙航空研究開発機構(JAXA)、気象庁気象研究所は31日、高精度の観測が可能になった気象衛星「ひまわり8号」のデータを使い、黄砂や微小粒子状物質「PM2.5」の飛来予測の精度を向上させることに成功したと発表した。