【早稲田大学】新総長に田中愛治氏が就任 学部学生削減計画の見直しを表明 「院生を増やすのは 企業が変わらないと難しい」

早稲田大学の田中愛治総長が11月5日に就任した。田中総長は記者会見で、鎌田薫前総長の任期中の2012年に策定された中長期計画を継承する考えを示しつつ、優先順位の明確化や数値目標の見直しを理事会で検討する方針を表明した。学部学生を2032年に3万5千人に削減する計画については、削減幅を圧縮する考えだ。
就任記者会見に臨む早稲田大学の田中愛治新総長(2018年11月5日)早稲田大学は2012年に32年までの中長期計画「Waseda Vision 150」を定めた。