【ドイツ】情報機関トップ退任 極右の男が外国人を追い回した映像の信ぴょう性を疑問視 首相の見解否定で政権混乱
ドイツのゼーホーファー内相は5日、過激派対策などに当たる同国情報機関、連邦憲法擁護庁のマーセン長官の退任を発表した。マーセン氏は極右の男らが外国人風の男性を追い回したとみられる映像の信ぴょう性を疑問視。メルケル首相の見解を完全に否定する形となり、政権は混乱した。事実上の解任とみられる。極右が8月に東部ケムニッツで行ったデモで、外国人風の男性らが差別的な態度を示されたり、追い回されたりしたとされる映像がインターネット上で出回った。