【猛暑】地球温暖化の影響がなければ、今年の猛暑が起きる可能性は、「ほぼゼロ」だった。気象庁気象研究所
地球温暖化の影響がなければ、今年7月のような猛暑が発生する可能性はほぼなかったとする想定実験の結果を、気象庁気象研究所の今田由紀子主任研究官がまとめた。今年7月は、23日に埼玉県熊谷市で国内の観測史上最高となる41・1度を記録。14~26日には35度以上の猛暑日が全国100以上の観測地点で続くなど、記録的な猛暑となり、気象庁の専門家会議は「長期的な地球温暖化が影響している」との見解を示していた。