【医療費アップへ】消費増税で初診料などの診療報酬を引き上げる方針 中医協 なお医療費は本来「非課税」
消費税率の引き上げに伴う医療機関の負担を軽減するため、厚生労働大臣の諮問機関である中医協=中央社会保険医療協議会は、初診料などの診療報酬を引き上げる方針をまとめました。医療機関は医薬品や医療機器などを仕入れる際、消費税を支払いますが、患者から受け取る医療費は非課税です。このため厚生労働省は、来年10月に消費税率が10%に引き上げられると医療機関の負担が重くなるとして、医師の人件費などに当たる「本体」部分と、薬の価格などの「薬価」部分からなる診療報酬を引き上げて、負担軽減を図る方針です。