【京都】「京都市に失望」 最古級の京町家が消失、元所有者が自ら選んだ解体の道
最古級京町家消失「京都市に失望」元所有者自ら選んだ解体の道京都市内で最古級とされる町家「川井家住宅」が8月末、解体された。京町家保全継承条例を受け、市は具体策の柱として掲げるマッチング制度の活用で建物の保存活用を目指したが、早くもつまずいた。町家を持つ業者や元所有者は、支援の乏しさを強調。解体を事前に察知するための規制も対象範囲が一部に限られており、「かえって駆け込み的な解体が増えている」と指摘する声も上がっている。