アフリカで穀物枯らす「魔女の雑草」こと寄生植物ストライガを効率的に駆除する事が可能な薬剤を名古屋大などが開発 費用は1haあたり40円
アフリカの穀物に深刻な被害をもたらしている寄生植物「ストライガ」を効率的に駆除できる薬剤を開発したと、名古屋大などの研究グループが発表した。論文が14日付の米科学誌サイエンスに掲載される。ストライガは、トウモロコシなどの穀物の根に寄生して栄養分や水分を吸収し、穀物を枯らしてしまう。アフリカの耕作地に広く分布し、被害額は年間1兆円以上との試算もあり、「魔女の雑草」と呼ばれている。