【軍事】防衛大綱を閣議決定 国家間の争いがSNSを使った世論操作やサイバー攻撃などに対応
政府は、今後10年間の防衛の在り方を示す「防衛計画の大綱」を閣議決定しました。キーワードは「多次元統合防衛力」です。防衛大綱では冒頭、「陸・海・空という従来の区分から完全に脱却し、すべての領域を横断的に連携させる必要がある」とうたっています。国家間の争いがSNSを使った世論操作やサイバー攻撃など、これまでと違った時代に入っているため、宇宙やサイバー空間などの防衛力と陸海空の防衛力を常に組み合わせて使う「多次元統合防衛力」が必要だとしています。