上席国税調査官懲戒免職 株取引で得た配当の源泉徴収の金額を水増しし所得税の不正還付受ける
国税調査官が不正還付 懲戒免職
千葉県内の税務署の職員が、去年まで5年間の確定申告で源泉徴収の金額を水増しして不正な還付を受けていたとして東京国税局は21日、この職員を懲戒免職にしました。懲戒免職になったのは千葉県内の税務署に勤務する46歳の上席国税調査官です。東京国税局によりますと、この職員は去年まで5年間の確定申告で、本人や親族が株取引で得た配当の源泉徴収の金額を水増しし、所得税の還付金およそ26万円を不正に受給していたということです。