【経済】景気拡大、今月戦後最長更新へ 実感なく終幕も…1人当たりの実質賃金は年平均0.8%減 カギ握る賃上げ
景気拡大、実感なく終幕も=カギ握る賃上げ
景気拡大は2019年1月で戦後最長を更新する。ただ多くの民間エコノミストは、景気について「既に成熟期に入り、遠くないうちに調整する可能性がある」と予想している。景気拡大期は、国民の実感がないまま終幕を迎えかねない。ニッセイ基礎研究所の斎藤太郎経済調査室長の試算によると、12年12月に始まった今回の景気拡大期の個人消費の伸びは、物価変動の影響を除いた実質で年平均0.4%にとどまっている。