【みなし労働時間制】社会問題化する「固定残業代100時間」 自販機ベンダー業界からの告発
あなたの給料には100時間分の残業代があらかじめ含まれているため、月に100時間を超えて残業しない限り残業代は一切支払われません。このようなことを勤め先から言われたら、あなたはどう思うだろうか?こうした長時間労働を前提とする固定残業代を告発する動きが自販機ベンダー業界に広がりつつある。先月20日にも、個人加盟の労働組合・ブラック企業ユニオンが96時間分の残業を含むとする固定残業代の違法性を主張して、複数の自販機ベンダー企業と団体交渉を始めたというのだ。