【政府方針】北の「瀬取り」監視、太平洋島嶼国の人材育成へ
2019年1月6日 9時22分
読売新聞
政府は今年、太平洋島嶼(とうしょ)国の若手行政官を対象に、北朝鮮が洋上で積み荷を移し替える「瀬取り」対策の研修を初めて実施する。取り締まり能力を高め、北朝鮮に対する国連安全保障理事会の制裁決議の履行を徹底する狙いがある。計画では、海上保安庁の担当職員や国際法の有識者をフィジーの南太平洋大学に派遣し、ミクロネシア連邦やマーシャル諸島など14か国の海上保安業務に携わる若手行政官に3週間、研修を実施する。