【神事】東北の「福女」が福男選びに助力 西宮神社、初の女性開門役
10日早朝にある西宮神社(兵庫県西宮市社家町)の伝統行事「開門神事福男選び」で、東日本大震災の被災地で「福女」となった阿部美由紀さん(36)=岩手県北上市=が女性では初の開門役を担う。8日に同神社で打ち合わせをした阿部さんは「被災地を支援してくれた人たちに感謝の気持ちを伝えたい」と意気込む。(小谷千穂)マラソン経験のある阿部さんは、岩手県釜石市で毎年2月に開かれる「新春・韋駄天競走」の女性部門で2017、18年の2年連続「福女」になった。