【裁判】虚偽クレームで謝罪に来た牛丼チェーン女性店長に乱暴、懲役5年の判決 名古屋地裁
大手牛丼チェーンの愛知県内の店舗にうそのクレームをつけ、謝罪に来た50歳代の女性店長に乱暴したとして、強制性交と詐欺の罪に問われた常滑市の無職丹下正行被告(44)に対し、名古屋地裁は8日、懲役5年(求刑・懲役6年)の判決を言い渡した。吉井隆平裁判長は「店長の立場につけ込んだ悪質な犯行だ」と述べた。判決によると、丹下被告は昨年8月、県内の2店舗に電話で「買った弁当にハエが入っていた」などとうそを言い、牛丼など4品と返金名目で現金680円をだまし取った。