【裁判】認知症の母(89)が父の不倫を妄想し押しかけて警察沙汰になったり役所に相談に行こうとしたり、周囲に迷惑がかかると悲観し殺‥
認知症の母親の妄想を苦に殺害か
去年8月、大分市の住宅で89歳の母親の首をひもで絞めて殺害した罪に問われている67歳の男の裁判員裁判が始まり、男は起訴された内容を認めました。検察は「母親が認知症で、周囲に迷惑がかかるのではないかと将来を悲観して殺害した」と指摘しました。大分市の無職、甲斐邦彦被告(67)は去年8月、大分市の実家の住宅で当時89歳だった母親の首を腰ひもで絞めて殺害したとして殺人の罪に問われています。