沖縄市長がデニー知事を批判「県民投票が賛否二択では多様な民意を反映できない」「投開票事務に協力しない」
週末の政治
沖縄県沖縄市の桑江朝千夫(さちお)市長は12日の記者会見で、米軍普天間飛行場(宜野湾=ぎのわん市)の名護市辺野古移設の賛否を問う県民投票(2月24日投開票)の投開票事務に協力しない考えを改めて表明し、11日付で県側に通知したと明かした。県側が協力するよう勧告し、回答を求めていた。県民投票をめぐっては、玉城(たまき)デニー知事が11日、沖縄市など5市が参加しなくても予定通り県民投票を行い、県が市に代わって投開票事務を行うのに必要な条例の改正は難しいとの考えを表明した。