【技術の日産】日産車の主要部品に「検査不正問題」がまた発覚 ゴーンのコスト削減で検査不足に
カルロス・ゴーン前会長(64)の特別背任事件に揺れる日産自動車。東京地検特捜部が水面下でゴーン氏への捜査を進めていた2018年9月頃、日産車の主要部品に検査不正問題が起きていたことが、「週刊文春」の取材で分かった。「2018年9月、日産車のダッシュボードやグローブボックスなどに使用される内装材について、難燃性検査の不正が発覚しました」そう告発するのは、検査不正を行っていたカルソニックカンセイの関係者だ。